ブラジルにおける都市鉄道システム
Mr. Irani Dutra De Siqueira
イラニ・ヂュトラ・デ・シケイラ
目 次
01.
ブラジルの鉄道システム(図)02.
ブラジルの鉄道システムと輸送モード別比率(図)03.
建設中の鉄道プロジェクト04.
鉄道サブセクター05.
鉄道サブセクター(大量都市鉄道輸送)(図)06.
新しい民間鉄道(図)07. CBTU
(ブラジル都市鉄道会社)08.
連邦政府の政策と指示09.
憲法上の規定10. CBTU
の全体目標11. CBTU
の全体指針12.
地下鉄/都市鉄道輸送に対する投資13.
日本政府の援助14.
メトロフォル(METROFOR)(図)15.
フォルタレザ(FORTALEZA)(1)プロジェクトの概要15.
フォルタレザ(FORTALEZA)(2)主な事業16.
ナタール(NATAL)(図)17.
ジョアン・ペソア(図)18.
レシフェ(1)プロジェクトの概要18.
レシフェ(2)主な事業19.
マセイオ(図)20.
サルバドール(図)21.
ベロ・ホリゾンテ(図)22.
ベロ・ホリゾンテ (1) プロジェクトの概要22.
ベロ・ホリゾンテ(2)主な事業23.
リオデジャネイロ(図)24.
フルミトレス・システム(図) 25.リオデジャネイロ(1)ネットワーク改修計画25.
リオデジャネイロ (2) プロジェクトの概要25.
リオデジャネイロ(3)主な事業26.
サンパウロ(地図)27.
サンパウロ (1)ネットワーク改修計画27.
サンパウロ (2)プロジェクトの概要27.
サンパウロ (3) 主な事業
01.ブラジルの鉄道システム(別紙)
02.
ブラジルの鉄道システムと輸送モード別比率 (別紙)03.
建設中の鉄道(別紙)04.
鉄道サブセクター・分散化
−
RFFSAの民営化収入予測:
30年で14億米ドル投資予測:
40億米ドル・制度、組織、経営および管理のリストラ
−
STT/DTFおよびSEDES/DAQ − COFER(法令1945/96)−
RFFSA・民間部門によるネットワークの拡大
・大量都市鉄道輸送の州および都市への移管
CBTUおよびTRENSURB
05.
鉄道サブセクター(別紙)大量都市鉄道輸送
目的
・
CBTUシステムの国/都市への移管・経営改善プロジェクトとして提出
フルミネンス都市鉄道会社
サンパウロ都市鉄道会社
ポルト・アレグレ都市鉄道会社
06.
ブラジルの新しい民間鉄道(別紙)07. CBTU(ブラジル都市鉄道会社) ・運輸省の下で運営される会社で、国の最も重要な9つの都市での事業活動を発展させ、
ベロホリゾンテ、フォルタレザ、ジョアンペソア、マセイオ、ナタール、レシフェ
およびサルバドールの各都市におけるネットワークを運営する; ・既に州に移管されたサオパウロおよびリオデジャネイロにおける都市鉄道輸送近代化 計画の管理者として運営管理する。
08.
連邦政府の政策および指示 ・ネットワークの管理と運営の責任を州および都市に移管する; ・連邦政府による運営費用の負担を段階的に削減する; ・新しい地方の運営者のために、経済的、財政的均衡方式を設定する; ・サービス提供における品質と生産性の向上を計る。09.
憲法上の規定 都市に関して;組織化と提供に責任を有する」-----条項30、補則X。
州に関して;
州の法律は隣接する都市で構成される都市区域、都市集合体および小地域区域を設定 することができる」。-----条項25、第3節。
連邦政府に関して;
責任を有する」。-----条項21、補則]]。
10. CBTU
の全体目的 ・会社の制度的、組織的の設計を、その機能の発展パターンに一致させる;クを修復する;ネットワー
・レシフェおよびベロホリゾンテのネットワークを増強し、関係州に移管する; ・フォルタレザ、ジョアンペソア、マセイオ、ナタールおよびサルバドールの
ネットワークの修復と移管を促進する; ・サービスの向上を通じて、運用業績の改善を促進する; ・当該市場における都市鉄道輸送の割合を増加させる; ・ユーザーとの営業活動を促進する。
11. CBTU
の全体方針管理組織に具える; ・トータル品質の概念に基づき、管理手法を向上させる;
促進する; ・地方の都市交通および政策の計画作成に参加する; ・費用削減と収入増加により、助成比率を改善する; ・マネージメント・モデルへの参加を実施し、人材の質の向上を計る; ・市場の傾向、機会の発見、およびそれらの進歩に対する障害を分析する; ・統合した様式で利用できる手法を使って、社内にマーケッティングを導入する; ・ネットワークの実施および改善の投資に必要な資金源を探す; ・活動戦略を具体化し、会社の未来を意義付けて、代案を明確にする。
12.
地下鉄/都市鉄道輸送に対する投資2001
年までのCBTUによる投資 ・サンパウロ---------------------2億8,100万 米ドル ・リオデジャネイロ------------2億7,200万 米ドル ・ベロホリゾンテ---------------1億9,700万 米ドル ・レシフェ------------------- --2億400万米 ドル ・フォルタレザ------------------4億500万米 ドル ・合計------------------------------13億5,900万 米ドル 州政府による投資 ・リオデジャネイロ------------8億4,400万 米ドル ・サンパウロ---------------------36億8,300万 米ドル
13.
日本政府による援助(世界銀行を通じて) 総額1
億3,640万円( 130万 米ドル) 対象 ・中規模都市に対する都市交通の調査研究 ・フォルタレザ、ナタール、ジョアンペソア、マセイオおよびサルバドールの都市に対する都市交通戦略; ・フォルタレザ都市圏およびナタール都市集団の交通需要調査研究; ・この2つのネットワークに関する機能的プロジェクト。
14.
メトロフォル(別紙)15.
フォルタレザ(1)
プロジェクト内容 目的 ・1日382,000人の乗客を運ぶ都市鉄道交通ネットワークの実施 総額 第1段階 3億2,040万米ドル 日本輸出入銀行融資 2億6,800万米ドル 州政府予算 2,200万米ドル 連邦政府予算 3,040万米ドル第
2段階 8,470万IBRDによる融資は交渉中
(2)
主な事業内容 第1段階 ・25kmの軌道の複線化、電化および信号設置、貨物/乗客の分離、10の電気機関車の取得、・制度上の改革を目的とする政策と行動計画の開発と実施
第
2段階・
21kmの軌道の複線化、電化および信号設置、5つの電気機関車の取得。16.
ナタール(別紙)17.
ジョアン・ペソア(別紙)18. レシフェ
(1)
プロジェクトの内容 目的 ・ロドヴァイアリア−ティンビ間の補強、およびレシフェ−カジュエイロ・セコ間電化とカボまでの間の近代化によって1日あたり35万人の乗客を
取り扱えるようにするリンハ・スルの近代化。 総予算 ・2億380万米ドル
IBRD
からの融資・1億200万米ドル 連邦政府予算 ・1億180万米ドル 有効な支出 ・80万米ドル(2)
主な事業 ・4.5kmの軌道電化と信号機付き複線化、および11kmの単線軌道建設; ・13.5kmの複線軌道電化; ・10の総合ターミナル、11の新駅建設、2つの駅近代化と5つの駅改修; ・25の電気機関車の総合的検討; ・テレコミュニケーション・システムの採用; ・環境抑制プロジェクト、道路交通管理および安全計画の作成; ・制度改革による交通ネットワークの運営効率向上の研究。19.
マセイオ(別紙)20.
サルバドール(別紙)21.
ベロ・ホリゾンテ(別紙)(1)
プロジェクト内容 目的 ・ネットワークのヴェンダ・ノバへの延長、1日あたり33万人の乗客を取扱う。 総予算 ・1億9,700万 米ドル 融資額 ・9,900万米ドル 連邦政府予算・9,830万米ドル 有効な支出 ・1,940万米ドル(2)
主な事業 ・7kmの軌道改修、および5kmの軌道建設; ・9つの駅と3つの総合ターミナルの建設; ・10の電気機関車の組み立て; ・7kmの軌道の電化、信号化、およびテレコミュニケーションの実施; ・運転管理センターの適正化; ・環境抑制プロジェクト、および道路交通管理と安全計画の策定; ・組織改革による交通ネットワーク運営効率向上の研究。
23.
リオデジャネイロ(別紙)24.
フルミトレンスのシステム(別紙)25.
リオデジャネイロ(1)
都市交通改善計画 総予算 11億1,600万米ドル 鉄道 6億9,000万米ドルIBRAD I
計画 2億7,200万米ドル(CBTUが主管) 州の輸送計画 ・3億7,200万米ドル(州政府が主管)IBRDからの融資 1億8,600万米ドル
州予算 1億8,600万米ドル 州の改修計画 ・4,600万米ドル(州政府が主管) 地下鉄 ・4億2,600万米ドル(州政府が主管)
(2)
プロジェクト内容 目的 ・ 1日あたり120万人の乗客を取り扱うための都市鉄道交通システムの近代化。総予算 ・
2億7,200万米ドルIBRDからの融資 ・1億2,850万米ドル
連邦政府の予算 ・
1億4,350万米ドル有効支出 ・
7,240万米ドル(3) 主な事業
・インフラ(13キロ)およびスパーストラクチャー(244キロ)の改修; ・3駅の建設、および18駅の改造; ・12の電気モーター改修、35の電気モーター近代化および8つの機関車改造; ・電化、信号機およびテレコミュニケーション・システムの最新化; ・組織改革による交通ネットワークの運営効率向上の研究。
26.
サンパウロ(別紙)(1)
都市交通改良計画 総予算 39億6,400万 米ドルIBRD I
計画・2億8,100万 米ドル(CBTU担当)IBRD
U計画 ・13億300万 米ドル(州政府が担当)地下鉄ネットワーク 11億7,100万 米ドル
鉄道ネットワーク 9,000万 米ドル
環境改良および交通安全プロジェクト 2,700万 米ドル
組織およびマネージメント・プロジェクト1,500万 米ドル その他のプログラム・ 23億8,000万 米ドル(州政府担当)
地下鉄
9億 米ドル鉄道 4億8,000万 米ドル
(2)
プロジェクト内容 目的 ・1日あたり126万人乗客を取り扱う都市交通システム近代化。 総予算 ・2億8,100万 米ドルIBRD
からの融資 ・1億2,600万 米ドル 連邦政府の予算 ・1億5,500万 米ドル 有効支出 ・1億6,890万 米ドル(3)
主な事業 ・12kmのインフラ、および252kmのスーパーストラクチャーの改修; ・22の駅近代化と改造; ・55の電気モーターの改修、73の車両の近代化、および9つの機関車改造; ・4.5kmの線路の拡幅、および電化; ・216の電気モーターに音響システムの設置; ・22の駅に時刻管理装置を設置; ・組織上の改革による交通ネットワーク運営効率改善研究。